T3 PHOTO ASIAについて



2024年秋、T3 PHOTO ASIAは、アジアを拠点にその写真文化、写真マーケットのハブとなるアートフェアを目指し、写真に纏わるこれまでのそしてこれからの物語を紡ぎ出したいと希求しスタートします。Edition #0となる本年の会場は、江戸時代より商業・文化の地として栄えてきた八重洲。水運、陸運の要衝として開かれて以来、人と物、文化が集まるエリアとして発展してきたこの場所に、アジアを拠点とし国際的に活躍するギャラリー、写真家が一堂に介します。ここから広がる芸術写真をきっかけに、世界の写真文化がより豊かになり、より多くの人と共に写真の未来について考えていきたい、そう願ってやみません。


運営Team ディレクター

金廷恩|キム・ジョンウン)


金廷恩(キム・ジョンウン)は、1978年ソウル生まれ。芸術写真シーンにおける先駆者として活動を続けてきた。IANNBOOKSの編集者かつ、アートブックの収集と展示に特化した文化的空間であるTHE REFERENCEの創設者として、アートシーンに大きな影響を与えている。
2024年にはT3 PHOTO ASIAのフェアディレクターに就任。ディレクターとして、出展ギャラリーの監修と戦略的なパートナーシップを構築することを試みている。アジア全域における芸術写真を通したキュレーションと美術機関間の連携における専門性によって、国際的なネットワークの構築を目指す。
2007年以来、IANN を通じてアジアにおける芸術写真の最前線にたち、同分野への献身は、ソウル写真フェスティバル(2010年)、大邱フォトビエンナーレ(2012年)、The Reference Asia Award(2019年)を含む数多くの展覧会や出版プロジェクトへと繋がっている。これからの活動を含めたその活動は、アジアおよびそれ以外の地域の芸術写真の未来にインスピレーションを与え続けている。



コミッティ
高橋 朗
(PGI)

柿島 貴志
(POETIC SCAPE)

河西 香奈
(KANA KAWANISHI GALLERY)

アイヴァン・ヴァルタニアン
(Goliga Books)



アドバイザリーボードメンバー

小山 登美夫
(Tomio Koyama Gallery)

石井 孝之
(Taka Ishii Gallery)

千葉 由美子
(Yumiko Chiba Associates)

綾 智佳
(The Third Gallery Aya)


ジョシュア・チュアン
(Gagosian)

マーティン・ヴァン・ピーターソン
(IBASHO Gallery)

クリストフ・ギイ
(Galerie Christophe Guye)

天野 太郎
(Tokyo Opera City Art Gallery)



ファウンダー

速水 惟広


T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO(東京国際写真祭)ファウンダー。写真雑誌編集長やギャラリーディレクターを経て、2017年に上野公園にて東京で初となる屋外型国際写真祭「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」を開催。その後、2020年より東京駅東側エリアに舞台を移す。これまでに手掛けた主な企画展に「態度が<写真>になるならば」(共同キュレーター マーク・フューステル 2023)、「The Everyday -魚が水について学ぶ方法-」(共同キュレーター きりとりめでる、2022)ほか。海外の国際写真祭やアワードにおける審査員など多数。日本大学芸術学部写真学科非常勤講師。






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